訪問歯科診療
歯科医師・歯科衛生士が貴施設にお伺いし、口腔内のケアをいたします。
- 利用者の入れ歯が合わなくて食事がしにくそうだが、歯医者に連れて行くのが大変。
- 医療ケアサービスを充実させて、利用者のご家族にも安心してもらいたい。
そのようなお悩みをお持ちのご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?そのような場合には当院までご相談ください。当院では、歯科医師が施設や病院に訪問して歯科治療を行う訪問歯科診療にも対応しております。
当院の訪問歯科の特徴
入れ歯の調整と同時に、歯茎マッサージなどのメディカルケアも行えます。
当院では、専門の知識を持ったスタッフによる口腔内マッサージも実施しております。口腔内マッサージは、特に入れ歯を使っていらっしゃる方や高齢者の方におススメしたい口腔内ケアです。
入れ歯を長く快適に使い続けるためのポイントは、歯茎やお口の中の状態を健康に維持することです。そのためには日頃のブラッシングなどのケアに加え、口腔内マッサージも行ってあげることがとても有効です。
また、高齢者の方は唾液腺の機能が衰えていたり、さまざまなお薬の副作用で唾液の分泌量が減り、お口の中が乾燥しがち。お口が乾燥すると、お口の中の菌が繁殖しやすくなってしまいます。菌が口の中で繁殖すると、高齢者の方では「誤嚥性肺炎」という病気にかかるリスクも高くなってしまいますので、病気予防のためにも口腔内マッサージでお口の中のツボを刺激し、唾液の分泌を促進してあげることも大切です。
施設で訪問歯科を導入していただくことによるメリット
患者様のメリット
- お口の中の汚れをしっかりと除去することで、口臭が減ります。
- 誤嚥性肺炎を予防できます。
- 摂食嚥下機能が改善され、食事ができるようになることで低栄養を防ぎます。
施設側のメリット
- 通院の手間や人出が必要なくなります。
- 口腔機能維持管理体制加算(一人につき30単位)が貴施設の収入になります。(施設の場合)
- 身元引受人の方に、安心して任せられる施設であることをアピールできます。
訪問診療導入のながれ
1、ご相談
まずは、電話にて、当院までご連絡ください。受付後、訪問歯科担当者から折り返しご連絡させていただきます。
2、貴施設のご担当者の方へ訪問歯科導入についてのご説明
貴施設にお伺いし、訪問歯科の導入について、担当者からご説明させていただきます。ご不明な点やご不安な点等ございましたら、些細な事でもお気軽にご質問ください。
3、情報提供書・保険証等のご提示
訪問診療を行うにあたり、必要な書類(情報提供書・保険証・ご家族の同意書など)をご提出いただきます。
必要な書類がそろい次第、口腔ケアを始めることが出来ます。
4、診療開始
患者さまとご家族のご希望に基づいた治療プランをご提案し、同意いただいた上で治療を開始いたします。
治療はベッドや車いすに座られたままの、なるべく楽な状態で治療を行うことが可能です。
5、メンテナンス
治療が終わった後も、定期的に口腔内のケアを行うことをおススメしております。
口腔内マッサージや嚥下トレーニングなどのサポートも行っておりますので、お気軽にお申し付けください。
訪問診療費にかかる料金
「医療保険」・「介護保険」が適用されます
※介護保険の加入の有無、その他給付の有無で、個々に料金体系が異なります。
医療保険
障がい者・生活保護
市町村の減免と同じです
国民健康保険・社会保険
通常の医療保険の負担割合と同様です
後期高齢者医療保険
所得に応じて1割または3割の負担となります。
介護保険
要支援・要介護の方は、居宅療養管理指導費(指導費)に介護保険が適用されます。
※居宅療養管理指導はケアプランとは「別枠」となります。
※他の医療保険で負担額の全額寄付を受けている方も、料金が発生いたします。
訪問診療にかかる料金
※自己負担1割の場合
「診療費」+「指導費」+「治療費」3つの料金が発生します
- 診療費:治療を受けること自体に発生するもの(初診料、再診料など)
- 指導費:保健指導に関わる行為に発生するもの(歯磨き指導など)
- 治療費:実際に行った検査や処置に対して発生するもの
診療費
歯科訪問診療費 |
指導費
(月上限:2476円) |
介護保険の加入の有無、その他給付の有無で、個々に料金体系が異なります。
治療費
1本あたりの料金です。 | ||
訪問診療対応エリア
当医院を中心に、半径16キロメートルまでが訪問エリアです。また。グループ全体で関東において広範囲をカバーしておりますので、訪問範囲はご相談ください。